スマホとSNSの普及のおかげで写真を撮ってシェアする敷居が、だいぶ低くなったと思う様になりました。(いい意味で👌)
背景をぼかした写真を撮りたくて、おすすめのカメラやメーカーについて検討されている方がいるかと思います。
一方でスマホで写真が撮れる今、ミラーレスを使用する理由について疑問を抱いている方もいるかと思います。
2015年から写真を趣味にしてきてた僕がこれまでに得た知見から、これらの疑問にお答えする形式で記事にしました😃
今回この記事を読むことで、以下の事が分かります。
●ミラーレスカメラを使う必要性
●カメラにあると便利な機能
●おすすめメーカとカメラ
スマホで綺麗な写真が撮れる今、ミラーレスを使う理由
結論、写真の質・写真を撮る操作については、ミラーレスカメラに及ばないからです。
●写真の質について
スマホで撮影した写真は、一見綺麗に見える様でも画面の大きな端末等で見た時や拡大した時に、粗い画像になっていることが多いです。
理由として、スマホのカメラに使用される小さいセンサーで数千万画素の画素数を実現してますが、この仕様に無理があるからです。
スマホ、ミラーレスカメラ共に、レンズから入力されてた光を受光するセンサーが存在します。
両者のセンサーの大きな違いは、サイズです。
このセンサーの大きさには規格の様な物があります。
ミラーレスカメラのセンサーサイズには、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズと言う規格のセンサーサイズがあります。
一方、スマホのセンサーサイズには、主に1/1.7型、1/2.3型と言う規格のセンサーサイズが使用されていることがほとんどです。
下記リンク先にセンサーサイズの違いについてイメージ画像がありますが、スマホのセンサーサイズは非常に小さいです。
リンク:https://2ndart.hatenablog.com/entry/2020/05/15/230214
この小さなセンサーの中に、ミラーレスカメラと同様の数千万画素の画素密度や、中には数億画素の画素密度が詰め込まれてます。
ミラーレスカメラと同等の画素数、またはそれ以上の画素数なので、スマホでミラーレスカメラと同等の写真が撮れると思われるかもしれません。
確かに画素数が高い程、滑らかな写真が撮れます。
しかしスマホの場合、写真撮影を行う時、スマホが勝手に適正な明るさになる様に調整を行います。
この時、ISO感度に自動で調整が入ります。
これは数値が高くなる程、明るい写真が撮れます。しかし同時にザラザラとしたノイズが多くなります。
このノイズはセンサーサイズが小さく、高画素数であるほど出やすいノイズです。
なので物理的にセンサーサイズが小さく、且つ高画素数のセンサーを積んでいるスマホでは、ノイズが出やすいというわけです。
ノイズの少ない綺麗な写真を撮るためには、ある程度のセンサーサイズの大きさが必要です。
なので、ミラーレスカメラの様な一眼が必要なのです。
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●写真を撮る操作について、その①
まずスマホのカメラではf値を変更することが出来ません。
f値とはレンズの明るさを示す数値でありミラーレスカメラの場合、レンズに搭載される絞り羽をレンズ又はカメラで操作する事で変更することが出来ます。
絞り羽の操作は明るさのコントロールのみに留まりません。
f値を大きくすることで、被写界深度を深くすることが出来ます。
被写界深度とはピントが合う範囲の事を言います。
これが深い程(f値が大きい程)ピントが合う範囲が広くなります。
集合写真を撮る場合や、背景までボカさずに撮影したい場合は絞りの操作が必須になります。
逆に背景ボケをさせたい場合、F値を小さくします。
この様なF値の操作をスマホのカメラでは行う事が出来ないので、ミラーレスカメラの様な一眼が必要になります。
●写真を撮る操作について、その②
スマホの場合、写真を撮るときはシャッターボタンをタップするだけで撮ることが出来ます。
しかし自分でiso感度やシャッタースピード等の項目を変更したくても、変更することが出来ません。
カメラアプリによっては可能なのもあるかもしれません。
しかし、タップで瞬時に操作する事は非常に難しいです。
ミラーレスカメラの様な一眼では、写真や動画を撮るために必要な機能へすぐにアクセスできる物理ボタンやダイヤルが存在します。
「あえて明るく撮りたい」、「目で見たイメージに近づけたい」等と思った場合は、明るさを決める要素について操作を行う必要があり、それらの機能へアクセスできる物理ボタンが必要になります。
この様に写真について拘りだした時、瞬時に様々な機能へアクセスし操作する様になります。
そのため、ミラーレスカメラの様な一眼が必要になります。
次はミラーレスカメラにあると便利な機能について、紹介していきます。
カメラにあると便利な機能、マニュアルフォーカスアシスト
何故オートフォーカス機能ではなく、マニュアルフォーカスアシスト機能なのか説明します。
結論、機械だよりでは対応できない時が必ずあり、撮影者側で操作が必要な時があるためです。
決して、AF(オートフォーカス)を否定している訳ではないです。
各メーカー、高速AFを当たり前かの様に搭載してきていると思います。
明らかに人間の手で合わせるよりも、確実に早いです。
特にSonyはこの手の機能については、業界の最先端を走っていると思います👍
しかし撮影する写真に撮影者の何か意図を加えようとすると、AFのみでは対応できない事があります。
いくつか例を挙げていきます。
例えば、下の写真を参照します。
手前のピンク色の花にピントを合わせてます。
もしも、後ろのピンクの花にピントを合わせ、あえて手前の花をぼかす場合は、撮影者側でフォーカスを合わせる必要があります。
今度は、背景を大きくぼかしたいと意図したとします👀
背景をぼかすために重要な要素が、レンズに記載されているF値です。
このF値が小さいレンズ程、背景をぼかす事に長けています!
最近では、このF値が1を切り、凄くボケるレンズが入手しやすくなりました😃
しかしこの手のレンズの場合、マニュアルフォーカスレンズとなってます。
そしてF値が小さいレンズほど、ピント合せが非常に難しいです💦
そのため、マニュアルフォーカスアシストが必要になってきます。
最後に、フィルム写真の様に古い雰囲気を醸し出す写真を撮りたいを意図したとします。
この場合、オールドレンズと呼ばれる昔のフィルムカメラに使われていたレンズを使用する事になります。
オールドレンズと称されるレンズは癖のあるレンズが多く、中にはピントの山が掴みにくく、フォーカスを合わせる事が難しいレンズがあります。
この様なレンズを少しでも楽に、楽しく使うためにも、マニュアルフォーカスアシスト機能が活躍してくれます😀
マニュアルフォーカスアシスト機能はどんな機能なのか?
結論、フォーカスのあっている部分をハイライトしてくれたり、ピントを合わせたい部分を拡大表示する機能を言います。
ここからは、実際にpanasonicのカメラ、Lumix DMC-G7に搭載されているマニュアルフォーカス機能を使って紹介していきます。
●フォーカスピーキング機能
これは、ピントが合っている部分を色で示してくれる機能です😃
カメラの背面液晶やファインダーに表示されている映像に対し、ピントが合っている所に設定した色でハイライトされます。
図1の場合、水色にハイライトされている付近にピントが合っています。
目で見てピントが合っているのか判断が難しい時に、あるととても便利な機能です。
●拡大表示機能
これは、ピントを合わせたい場所を拡大表示させる機能です。
カメラのダイヤルを回せば、拡大率を変更する事が出来ます。
僕の知る限り、panasonicのカメラにおいては任意の部分を拡大表示できるため、とても便利です👌
イメージを伝えるために、下に動画を用意しました。
カメラの上下左右のボタンで、拡大表示させたい場所を移動させることが出来ます👀
例えば人物を撮る場合、顔の中の目にピントを合わせたい時に、よりピントを狙いこんで合わせる事が出来ます。
フォーカスピーキング機能と併用して使えば、慣れないマニュアルフォーカスにも抵抗なく馴染めるはずでしょう😃
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おすすめメーカーとミラーレスカメラ
メーカー名を出してきましたが、おすすめのメーカーはpanasonicです。
今回はスマホ写真からのステップアップにおすすめなpanasonicのミラーレスを紹介したいと思います👀
おすすめしたいカメラが、Limix DC G100です。
カメラに付ける保護フィルムもあるので、よかったら参考にしてみて下さい。
とにかくコンパクトなミラーレスカメラでありながら、レンズ交換可能です。
マイクロフォーサーズマウントのレンズを使用することが出来ます。
このマウントのレンズはpanasonicはもちろん、オリンパス、Sigmaからも販売されてます。
また、サードパーティー製のレンズも多く存在します。
そのため、レンズの選択肢が多い事が特徴の一つです。
中には尖った仕様のレンズも存在します(笑)
そのレンズの紹介記事も用意しているので、よかったら参考にしてみて下さい。
商品一覧のリンクを用意したので、よかったら参考にしてみて下さい。
マイクロフォーサーズレンズ一覧
スマホで写真を撮っていた方からすると、スマホとは別にカメラを持ち歩くデメリットがあるかと思います🤔
しかし、G100はコンパクトかつ軽量なので、荷物の増加を最小限にとどめてくれます。
普段使い出来そうなカメラバッグについてもまとめたので、参考にしてみて下さい😌
また軽量、コンパクトでありながら、ファインダーが搭載されてます。
おまけ程度のファインダーではなく、しっかりした物が搭載されてます。
ファインダー画素数が368万ドットと、プロ仕様のカメラと遜色ないと言っても過言ではありません。
また、写真のみに留まらず動画撮影にも特化した機能があります。
カメラに内臓されているマイクが非常に高性能な物が使われてます✨
そのため顔認識と連動して、最適な音声記録が出来ます👌
バリアアングル液晶を載せているので、自撮りは勿論、様々なアングルでの撮影が楽しめます😃
紹介したマニュアルフォーカスアシスト機能にも対応しています。
写真に動画とマルチに活躍してくれるカメラなので、長く使って行けるのではないかと思います👀
デメリット
小型であるが故に、大きく重量のあるレンズを付けると前重心になり、カメラを保持することが難しく感じるかもしれません。
そのようなレンズをG100で使用するならば、しっかり両手で保持しましょう。
この時カメラでレンズを保持するのではなく、レンズでカメラを保持する様に持てば、ある程度重たいレンズでも扱う事が出来ると思います。
とは言え、初心者の方ならば付属のキットレンズで、当面は満足できると思います👌
まとめ
ミラーレスカメラにあると便利な機能とおすすめのメーカーを紹介してきました。
マニュアルフォーカスアシスト機能は、最初の内は使わない事がほとんどだと思います🤔
しかし、徐々にカメラ沼に慕っていくと利用頻度も高くなってくる機能です😃
今回の記事がミラーレスカメラ選びの参考になりましたら幸いです😌
通販で揃えたいカメラ初心者が持っておくべき必要なものについて、まとめた記事を用意しました。
よかったら参考にしてみて下さい。
最後に
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最後まで目を通して頂き、ありがとう御座いました😌