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ミラーレスカメラをオールドレンズの母艦にするマウントアダプター | Flashのカメラブログ

ミラーレスカメラをオールドレンズの母艦にするマウントアダプター

フルサイズのミラーレスカメラが普及したことで、オールドレンズの人気が高まったと思う様になりました。

Twitter、インスタグラムでもオールドレンズを使った作例を上げられている方が多いです。

ミラーレスカメラを使用されている方ならば、そのカメラをオールドレンズの母艦にすることができるマウントアダプターがあります。

今回はオールドレンズをミラーレスカメラで使うために必須なアクセサリーであるマウントアダプターについて、オールドレンズ初心者におすすめな物を紹介したいと思います。

この記事を読むことで次の事が分かります。
●初心者必見!マウントアダプターとは

●オールドレンズに付けるマウントアダプターの必要性

●初心者必見!マウントアダプターを選ぶ時の注意点

●おすすめするマウントアダプターのメーカー

●おすすめする理由

記事の結論を先に述べると初めてのマウントアダプターにおすすめなのはK&FConceptの商品です。

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撮影してきた写真の紹介

主にオールドレンズで撮影してます。
何のオールドレンズで撮影したのか、キャプション欄に記載してます。
いいねとフォローをお願いします。

ミラーレスカメラ初心者必見!マウントアダプターとは

結論、マウントの異なるカメラとレンズを使える様にするカメラ用品です。

カメラとレンズには、それぞれに対応したマウントが設けられてます。

例えば、nikonならばZマウント、SONYならばEマウント、などなどメーカーによってマウントの種類が異なります。

このマウントが異なるレンズとカメラを接続するのが、マウントアダプターです。

レンズ側のマウントをボディー側のマウントへ変換します。

先ほどの例では、nikonとSONYのミラーレスカメラを例にしましたが、一般的にマウントアダプターと言うと、昔のフィルムカメラのレンズをミラーレスカメラで使える様にする物を指します。

では次に、マウントアダプターの機能でもあり、必要性について説明します。

オールドレンズに付けるマウントアダプターの必要性と機能

結論、ミラーレスカメラにオールドレンズをマウントするために必要であり、フランジバックを調整する機能があります。

①オールドレンズをミラーレスカメラにマウントする観点

②フランジバックを調整する観点

この2点について順に説明します。

①オールドレンズをミラーレスカメラにマウントする

オールドレンズのマウントのままでは、ミラーレスカメラにマウントすることが出来ません。

なぜならば、マウント部の形状が違うためです。

オールドレンズのマウントをミラーレスカメラのマウントに対応したマウントへ変換する必要があります。

そこで、マウントアダプターが必要になります。

マウントアダプターを使い、オールドレンズのマウント部をミラーレスカメラのマウントに対応したマウントへ変換する事で、ミラーレスカメラにオールドレンズがマウントできる様になります。

②フランジバックを調整する

フランジバックとは、レンズのマウント部からセンサーまでの距離を言います。

このフランジバックが、一眼レフとミラーレスでは全然違います。

結論を先に言うと、ミラーレスカメラでオールドレンズを使用する場合はフランジバックも長くする必要があります。

図1_一眼レフを正面から見た状態

図1は一眼レフカメラを正面から撮影した写真です。

※写真のカメラはフィルムカメラです。

正面から見た時に、鏡がある事が分かります👀

この鏡はレンズから入力された像をファインダーへ反射させる大事な役目があります。

図2_一眼レフのシャッターを切った状態

図2は一眼レフのシャッターを切った状態の写真です。

鏡が跳ね上がりシャッター幕が開く事で、フィルム(図2では白い紙)に光が感光し写真が撮れます。

この様に一眼レフカメラの場合は鏡の存在が大事であり、シャッター幕の前に設置されてます。

この鏡をカメラ本体に組み込むために、フランジバッグが長くなってます。

続いてミラーレスカメラの場合を見てみます。

図3_ミラーレスカメラを正面から見た状態

図3はミラーレスカメラを正面から撮影した写真です。

センサーの前に鏡がありません。

なので「ミラーレス」なのです(笑)

センサーの前に鏡を設置する必要のないミラーレスカメラでは、一眼レフタイプのカメラと比べ、フランジバッグが短いことが特徴です。

フランジバックの長さが異なる状態で仮にカメラにマウントできたとしても、ピントを合わせることが出来ません。

この短いフランジバックをマウントアダプターを使うことで、長くすることが出来ます。

そのため、フランジバックが短いミラーレスカメラでも、正確にピントを合わせられるようになります。

なので、マウントアダプターを使うことで、お手持ちのミラーレスカメラをオールドレンズの母艦にすることが出来ます。

オールドレンズ初心者必見!マウントアダプターを選ぶ時の注意点

結論、無名なメーカーで安いマウントアダプターばかりを求めない事です。

安いマウントアダプターの場合、以下の事が起きてしまいます。

●オールドレンズとマウントアダプターの接続精度が悪い

●オールドレンズの絞り羽が正しく動作しない

「オールドレンズとマウントアダプターの接続精度が悪い」について説明します。

接続精度が悪いと、フォーカスリングを回した時にガタの原因となります。

ガタによりフォーカス操作に違和感を覚えます。

些細な事かもしれませんが、シビアなピント合わせが必要な時に、ガタによる不快感を覚えます。

また接続精度が悪い事で、オールドレンズのマウント部に傷が入る事があります。

これが例えば流通量の少ない希少で高価なレンズの場合、精神的ダメージが大きいです😱

またm42マウントの様な、ねじ込み式マウントのレンズの場合、ネジ山が潰れてしまいます

オールドレンズの部品は替えが利かないと思っていた方が良いので、このような傷が入ってしまうようなマウントアダプターは避けた方が良いです。

オールドレンズの絞り羽が正しく動作しないについて説明します。

レンズの絞りリングを操作しても、絞り羽が正しく開閉しない事があります。

これはオールドレンズのマウントについてある絞りピンが、最後まで押し込まれていない事が原因で発生します。

このピンを押し込むのはオールドレンズへ装着したマウントアダプターになります。

しかし安いマウントアダプターだと、このピンが最後まで押し込まれない事があります。

そのため、絞り羽が正しく動作しなくなります。

以上の事から、無名なメーカーでコストばかりを求めない事をおすすめします

しかし、どうしてもこのようなマウントアダプターを選ばなければならない時があると思います。

例えば、使いたいオールドレンズに対応したマウントアダプターが、無名で安い物しかない場合などです。

僕もQBMマウントのオールドレンズをLマウントで使いたいと思った時がそうでした。

この様なマウントアダプターを使う時の注意事項と対策をまとめた記事があるので、よかったら参考にしてみて下さい😌

マウントアダプターを使いデジカメでオールドレンズを使う時の不具合と対策についてまとめました。購入してそのまま使えない事もあるマウントアダプターです。レンズの絞りが動作しない、レンズマウント部に傷が入る事に悩んでいる方の参考になったら幸いです。

続いて、おすすめのマウントアダプターのメーカーについて紹介します。

オールドレンズの母艦におすすめなマウントアダプターのメーカー

おすすめのマウントアダプターは、K&F Conceptのマウントアダプターです。

僕はPanasonicから販売されているLマウントのカメラを使っているので、こちらのマウントアダプターを購入しました。

他にも、EマウントZマウントEOS RマウントマイクロフォーサーズマウントXマウント等、幅広く他のミラーレスカメラのマウントに応したマウントアダプターも販売してます。

現在使用されているお手持ちのミラーレスカメラを、オールドレンズの母艦にすることが出来るでしょう。

紹介するマウントアダプターをおすすめする理由は、品質と価格のバランスがとてもいいからです。

今回購入したマウントアダプターの画像を並べていきます。

図4_購入したマウントアダプター

図4は今回購入したマウントアダプターです。

ヤシカ/コンタックスマウントのレンズがLマウントのカメラで使える様になります。

左のプラスチックのケースの中に、プリプチで梱包されてました。

図5_マウントアダプターの側面

図5はマウントアダプターの側面です。

マットブラックで丁寧に塗装処理されてます。

図6_マウントアダプターの正面

図6はマウントアダプター正面の写真です。

オールドレンズと接続する面になります。

バリも無く、丁寧に表面処理されてます。

図7_マウントアダプターの背面

図7はマウントアダプターの背面です。

ミラーレスカメラと接続する面になります。

側面同様、マットブラックで丁寧に塗装されてます。

図8_マウントアダプターの内部

図8はマウントアダプターの内部を撮影した写真です。

側面と同様のマットブラックで塗装されてます。

内部は粗削りなのか、線のような模様がはしってます

この模様の影響なのか、少し内部で光が反射している様にも思えます

このマウントアダプターを装着し、撮影した作例がこちらになります。

作例写真以外でもK&F Conceptのマウントアダプターを使って撮影しましたが、僕の経験上、図8に示す反射の影響を気にすることはありませんでした。

とは言え、問題がないという事をメーカーからもサンプル写真で説明があるといいなぁと思いました。

図9_ミラーレスカメラにオールドレンズを装着した状態

図9はマウントアダプターを使い、ミラーレスカメラにオールドレンズを装着した状態を示してます。

装着したレンズはCarl zeiss planar 50mm f1.7を装着しました。

こちらのオールドレンズを修理した記事もあるので、よかったら参考にしてみて下さい。

オールドレンズの修理記事です。レンズのカビ取り清掃、ヘリコイドへ注油を行いました。必要工具と写真付きで分解手順も載せてます。オールドレンズ初心者の方、レンズ修理を自分で行われる方、是非参考にしてみて下さい。

カメラに付けている保護フィルムについて気になる方はこちら

マウントアダプターへレンズを装着した時の所感について
とてもスムーズに装着することが出来ました。

変な力が加わり、レンズのマウント部に傷が入る事はありませんでした。

レンズを外すのも、スムーズに行えました

ミラーレスにマウントアダプターを装着した時の所感について
こちらもとてもスムーズに装着することが出来ました。

引っかかりを感じることはありませんでした

同じく、カメラからスムーズに外すことが出来ました。

引っかかって外れない事はありませんでした。

図10_レンズをアップで写した状態

図10はマウントアダプターへマウントしたオールドレンズをアップで写した写真です。

ミラーレスカメラにオールドレンズを装着した状態で、フォーカスリングと絞りリングの操作を行い、操作感の確認を行いました。

フォーカスリングの操作中にガタを感じる事はありませんでした

スムーズに装着が出来たので、保持力が弱いかと危惧していましたが、心配する必要はありませんでした。

絞りリングの操作については、リングの操作に合わせて絞り羽の開閉が問題なく行えました。

以上、実際に商品を使ってみた感想でした。

最後に一つデメリットを上げると、価格が統一されていない事が上げられます。

レンズ側のマウント、カメラ側のマウント毎で値段が高い物があったり、逆に安い物があったりします。

カメラの流通量や、当時のレンズの流通量から、一概に同じ価格に設定できないのだと思います

購入前に価格をしっかり確認する様にした方が良いです。

僕は今回こちらのマウントアダプターを4000円で購入することが出来ました。

比較的入手しやすい価格でありながら、マウントアダプターへレンズを装着した時の、フォーカスリングの操作性と絞りリングの操作性の良さ、絞り羽が正しく機能する品質の高いマウントアダプターでありながら、数少ないLマウント対応のマウントアダプターが入手出来たので、大変満足しました。

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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。

2020年にデジタルカメラグランプリで金賞を受賞している

K&F Conceptのマウントアダプターをおすすめする理由の一つに、デジタルカメラグランプリで金賞を受賞した実績がある事です。

デジタルカメラグランプリ(DGP)とは、メーカーや販売店から推薦されたカメラや関連商品を対象に、優れた製品を選出し、送られる賞です。

当然、プロの写真家やプロのバイヤー等の厳しい審査を通過しなければなりません

K&F Conceptのマウントアダプターは、2020年に行われたDGPで金賞を受賞してます。

この実績からも価格とクオリティーの観点で、初めてオールドレンズを使用される方に、おすすめです。

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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。

まとめ

ミラーレスカメラをオールドレンズの母艦として使うための、おすすめなマウントアダプターについて紹介してきました。

先ずは数多くのミラーレスカメラや、オールドレンズのマウントに対応したアダプターを多く出しているK&F Conceptの商品から探されることをおすすめします😃

マウントアダプターの必要性についても言及したので、初心者の方、マウントアダプターとはなんだ?と言う方の参考にもなりましたら幸いです。

最後に

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