マイクロフォーサーズでボケる明るさ最強のおすすめ神レンズを紹介

マイクロフォーサーズで背景をぼかしたい。

癖のある描写で、他人と違う写真が撮りたい。

この様な要求を満たすであろう単焦点レンズについて、おすすめを1つ紹介します😃

恐らくF値についてはマイクロフォーサーズ史上、最強に明るいレンズかと思います。

作例も載せているので、是非参考にしてみて下さい。

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撮影してきた写真の紹介

主にオールドレンズで撮影してます。
何のオールドレンズで撮影したのか、キャプション欄に記載してます。
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明るさならば神レンズ。脅威のF値0.85!

紹介するレンズはHande vision 40mm F0.85のレンズです。
簡単に仕様を紹介します。

焦点距離:40mm
F値:最小絞りF0.85、最大絞りF22
最短撮影距離:0.75m
絞り羽の枚数:10枚
フォーカス:マニュアルフォーカス
手振れ補正:なし

僕が使用したのは、マイクロフォーサーズマウント用ですが、他にもFujiのXマウント、SONYのEマウント用のAPS-Cセンサーに対応した物もあります😀

フルサイズ換算すると80mm、f1.7相当のレンズになります。
APS-Cの場合、60mm、f1.3相当になります。

マイクロフォーサーズ、APS-Cについて、35mm換算の詳細について知りたい方は下記記事を御参照下さい😌

マイクロフォーサーズにおいてフルサイズ基準に置き換える時、35mm換算を行い焦点距離を2倍しますが、ボケを決めるF値についても2倍する事が謎だったので調べました。ボケの大きさを算出する計算式から、F値2倍の妥当性について確認しました。
APS-Cにおいてフルサイズ基準に置き換える時、35mm換算を行い焦点距離を1.5倍しますが、ボケを決めるF値についても1.5倍する事が謎だったので、調べました。ボケの大きさを算出する計算式から、F値1.5倍の妥当性について確認しました。

Hande vision 40mm F0.85で絞った時の、絞りの形

絞りの形状の様子

図は絞った時の形状の様子を示してます。(タップ又はクリックで拡大可)

後玉からペンライトで光を照射し、撮影しました。

だいたい1段刻みで絞りました。

言いたいことは、どのF値においても絞った時の形状が「円形」を留めていることです。

現在のAFレンズでは絞りを高速で動かすために、絞り羽の枚数が少なくなっております。

しかし、Hande vision 40mm F0.85のレンズは、絞りの操作もマニュアルであるため、羽の枚数が10枚使用されてます。

そのため、どのF値においても絞った時の形状が「円形」を留めています。

レンズのボケ味を損なわないという観点では、AFレンズには無いメリットかと思います。

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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。

Hande visonで撮影した作例写真の掲載

まずは絞り開放で撮影した写真を掲載します。

画像中央の花びらにピントを合わせてます。

白、ピンク、青色をしたチョウチンがぶら下がってますが、大きくボケてくれました😃

こちらの写真は恐らく少しだけ絞り、f1.0かf1.4で撮影したかもしれません😅

それでも背景が大きくボケてくれたので、中央の被写体(アジサイ)を際立たせることが出来ました👌

さすがに被写界深度が浅いため、アジサイの中央から離れていくとピントが甘くなります👀

画像中央のアジサイの端の部分からピンがボケ始めているのが確認出来ると思います。

レンズを絞って撮影した写真です。
情報量の多い被写体を撮影してみました。

開放で撮影するとソフトフィルターが掛かったような、ファンタジー?な写りをしますが、絞ると透明感が出て解像した写真が撮れます😃

こちらは桜の花を撮影しました。
この時はF8まで絞り込んだと記憶してます👀

花びら1枚1枚がキリッと解像してます😀

開放F値付近は、いい意味で描画に癖がありますが、絞ると全体にピントを合わせた写真も撮る事が出来ます。

絞り加減で癖がコントロールできるので、雰囲気や被写体に合わせて絞りを操作することで、面白い写真が撮れるかもしれません✨

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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。

デメリット

●デメリット①
このレンズのデメリットは、開放F値近辺で盛大にパープルフリンジが出る事です。

空に向けて木々の葉っぱを撮影した写真です。
太陽光に向けて撮るので、レンズにとって不利な条件で撮影してしまいました😅

絞りを変えて同じアングルで撮影した写真も掲載してます。
画像中の矢印をクリックすると、切り替わります。

1枚目は開放F値で撮影しました。
木漏れ日が盛大にパープルフリンジしてます。

白色の被写体に対しても、パープルフリンジが出やすい傾向にあります👀

●デメリット②
日中の屋外で開放F値0.85を活かした撮影をすることは非常に難しいです。

これは、Hande visonのレンズをマウントするカメラのスペックにもよるかもしれません。

僕が使用したカメラがLumix DMC G7で、シャッタースピードが最高1/4000s、ISO感度は200までしか下げられません。
(拡張設定をすれば、ISO100まで下げられますが、あまり綺麗な写りではない)

そのため、露出オーバーになる事が多いです。

日中でも開放F値で撮影したい場合、NDフィルターを用意しておく方が良いでしょう🤔

ただし時間の経過と共に明るさも変わるため、可変NDフィルターが個人的にはオススメです👍

よかったら参考にしてみて下さい😌

●デメリット③
このレンズは非常に重いです😂
レンズだけで1Kgはあります(笑)

焦点距離は40mmではありますが、中望遠レンズと同等の筐体の長さがあります。
そしてフィルター枠が67mmである為、デカいです。

デカい重い長い、の3拍子が揃っているため、カメラ本体にしっかり握れるグリップの存在は必須です。

●デメリット④
マニュアルフォーカスのため、開放F値でのピント合わせは非常に難しいです。

カメラ側の「マニュアルフォーカスアシスト機能」の使用は必須だと思います👀

Panasonicのカメラに搭載されるこの機能は、とてもよく作られてます😃

ピントを合わせたい任意の場所を拡大表示出来たり、拡大率も変更することが出来ます👍

デメリット③と併せて、おすすめのカメラをいくつか掲載します。

よかったら参考にしてみて下さい😌

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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。

まとめ

マイクロフォーサーズの単焦点レンズにおいて、最強に明るい単焦点レンズHande vision 40mm f0.85について、紹介しました。

かなり尖がった仕様のレンズだと思います。
純正メーカーでは、恐らく出せないだろうと思います(笑)

マイクロフォーサーズでも大きく背景をボカしたい、他とは違う癖のある写真が撮りたいと思っている方には、おすすめの1本だと思います。

よかったら参考にしてみて下さい😌

最後に

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ここまで目を通して頂き、ありがとう御座いました😌


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