最近割と耳にするセンサークロップ。
例えば「動画撮影時に手振れ補正を加えるとセンサーがクロップされます」とか「APS-Cセンサー用のレンズをフルサイズセンサーのカメラで使う場合はAPS-Cクロップして使う」などなど🤔
今回はクロップした時の画素数の求め方について、考察していきたいと思います。
先に結論を言うと、クロップした時の画素数について近似値を求める計算式を組み立てる事が出来ました✌
この記事を読むことで、次のことが分かります。
●フルサイズセンサーからAPS-Cクロップした時の画素数の求め方の算出式
●誤差の理由について
●もしもフルサイズセンサーからマイクロフォーサーズクロップしたら画素数はどうなるのか
今回の記事の構成
●参考となる情報の収集
●面積比を用いて算出式を考える
●結果:近似値を求める事が出来ました👀
●誤差の理由について考察
●APS-Cクロップした時の画素数を一覧にしてみました
●仮にマイクロフォーサーズクロップしたらどうなる?
参考となる情報の収集
今回はこちらの情報を参考にしたいと思います。
ソニー、6100万画素のフルサイズミラーレス「α7R IV」発表 連写合成で2億4000万画素の写真も撮影可 – ITmedia NEWS
記事によると6100万画素のセンサーをAPS-Cクロップすると2620万画素になるとのこと。
これらの数値を基準とさせて頂きましょう👀
面積比を用いて算出式を考える
さっそく導出式について考えてみたいと思います🤔
面積比を用いた計算式からクロップした画素数を求める式を組み立てたいと思います👀
理由として、フルサイズセンサーに対してAPS-Cセンサーがどの位小さいのかが分かれば、これにフルサイズセンサーの画素数を掛けることでクロップされた時の画素数が求まるのではと考えました。
画素数の情報は入手したので、フルサイズセンサーに対するAPS-Cの面積比を見つける必要があります👀
良い参考値の情報がリンク先にありました👍
APS-Cはフルサイズのトリミング – レンズを絵筆に、光を絵具に (paradisia.jp)
上記リンクによると、APS-Cの面積はフルサイズと比べると面積比は43%になるようです。
一口にフルサイズセンサーやAPS-Cセンサーと言っても、メーカーごとや機種ごとでセンサーのサイズに多少違いはあるでしょうが、まずはこちらの数値を使用します。
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マイクロフォーサーズとフルサイズの使い分けについて記事にしました。
フルサイズでクロップし過ぎると、マイクロフォーサーズより荒くなることが分かりました。
結果:近似値を求める事が出来ました👀
情報もそろった所で、式を組み立てます。
単純に「フルサイズセンサーの画素数×クロップするセンサーサイズの面積比」で行きたいと思います!
上記の観点で、α7RⅣの6100万画素フルサイズセンサーをAPS-Cクロップしたとき2620万画素が計算で求められるのか確認します。
と言うわけで、
6100万画素(画素数)×0.43(面積比)=2623万画素
おぉ!目標値2620に対し結構いい感じではないでしょうか😆
誤差の理由について考察
次に3万画素の誤差の原因について考察します🤔
結論、 一口にフルサイズセンサーやAPS-Cセンサーと言っても、メーカーごとや機種ごとでセンサーのサイズに違いがあるためでしょう。
今回は参考値として面積比43%を使用しましたが、 α7RⅣ のフルサイズセンサーの面積とAPS-Cクロップ時の面積が分かれば α7RⅣ に準じた面積比が求められ、正しい計算結果が得られると思います(Maybe、、、)
一例だけしかしませんでしたが本当はもっと他の機種に当てはめてみて、確かめ算したほうが良いのかもしれませんね😅
なので、確実な正確な計算式ではないかもしれません。
しかし、参考値程度に「大体このくらい」と当たり付けを行いたい場合は、参考にしてみて下さい。
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オールドレンズの修理手順を記載した記事をまとめました。
APS-Cクロップした時の画素数を一覧にしてみました
各カメラメーカーから販売されているフルサイズミラーレスカメラにおいて、紹介した計算式を使用してAPS-Cクロップした時の画素数を計算した結果を一覧にしました。
よかったら参考にしてみて下さい😌
仮にマイクロフォーサーズクロップしたらどうなる?
結論、画素数がかなり小さくなります。
僕は、ありがたいことにLumix DC S1Rを使用させて頂いております😌
Panasonicのフルサイズをご使用になられている方々は一度は思ったはずでしょう!
「Lマウントボディーでマイクロフォーサーズマウントレンズを使いたい」と!
もしも高画素モデルのS1Rにマイクロフォーサーズマウントレンズが使える様になったとして、フルサイズセンサーでマイクロフォーサーズクロップされた時に何画素になるのか、先ほどのやり方で計算したいと思います(笑)
下記参考サイトから再び参考値を拝借したいと思います。
APS-Cはフルサイズのトリミング – レンズを絵筆に、光を絵具に (paradisia.jp)
マイクロフォーサーズの面積比を26%として計算します。
S1Rの画素数が4730万画素なので、
4730(画素数)×0.26(面積比)=1229.8
画素数って物理値でいいんだよね?という事で小数点は切り捨てます。
結果、S1Rでマイクロフォーサーズクロップされた時の画素数は約1229万画素になる様です😶
Oh!!、、、さすがのS1Rでもマイクロフォーサーズクロップは厳しそうです💦
因みに私が最初に手にしたカメラ、Lumix DMC G7の画素数が1600万画素になります。
結論:変な妄想はしない方がいい!
S1Rでマイクロフォーサーズクロップされた時の画素数を求めてみましたが、マイクロフォーサーズマウントのレンズはマイクロフォーサーズボディーで使った方が幸せになれる事が分かりました😊
市場のニーズや高画質の定義にもよりますが、高画素が高画質の絶対条件ではないでしょうが必要条件にはなりうると思っております。
では、フルサイズでマイクロフォーサーズクロップしても高画素を維持し続けるとしたら、一体フルサイズセンサーで何画素必要になるんでしょうかね😅
数億画素とか、、、?となってくると現実的じゃないですね🤔バカ高いカメラが誕生します(笑)
エンジニア泣かせかつ、消費者泣かせですよ。
ならフルサイズとマイクロフォーサーズの両方のラインナップを持っておく方がいい感じがしそうですね。
使い勝手の観点からしても、フルサイズセンサーでマイクロフォーサーズクロップした低画素な写真を撮るよりも、初めからマイクロフォーサーズセンサーで高画素な写真が撮れた方が幸せです。
よって、 「Lマウントボディーでマイクロフォーサーズマウントレンズを使いたい🤤」 という変な妄想はしない方がいいですね😆
まとめ
記事のタイトルと内容がズレてきているのは気のせいではなさそうです😅
クロップされた時の画素数について、計算で近似値が求まりそうな事は分かりました。
とは言え、ここまで記載しておいてなんですが素人が好奇心でやってみた内容です。
余り過信せず、あくまで参考程度に暖かく見ていただけたら幸いです👍
またLマウントボディーにマイクロフォーサーズマウントのレンズは装着出来ませんし、マイクロフォーサーズクロップモードもありません。
見出しにもしてますが「妄想」の範疇で記載していることを御理解頂きますようお願いします😌
おまけ
気になったので、画素数が2420万画素のS1とS5についてもマイクロフォーサーズクロップした時の画素数について計算してみました。
結果は629万画素でした。(iphone 5s以下ですね、、、もう考えないようにしましょう!
最後に
ここまで目を通して頂き、ありがとうございます😌
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